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CATERHAM Seven -12 [Modeling]

もう2月も終わり。 はやいはやい。

モデラー間でもカウントダウンが囁かれるようになってまいりました。
 2019年の静岡ホビーショーまで・・・
 残りの週末数は・・・
などなど
5月10日を最終期限と考えて日数にすると73日。
年初に起算して約120日程度だったので時間的に1/3とチョットを消化したことになります。

ここまでフレーム、足回り、エンジンとペースが良いのか悪いのか? 初の試みばかりなので自分でもわかりません(笑
セクター2では小物を含めてボディ周りを中心に、セクター3では塗装や組立調整という配分でなんとかなるかと楽観的に考えていますが、とりあえず今はゴールに向かって地道に進めます。




エンジン関連のパーツが揃いましたので仮組してみました。

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心なし物足りない感じもしますが、元々シンプルなエンジンですし何よりも小さく狭いエンジンルームに収める(組立てる)には限界な気がします。
イヤ、断言しちゃいます。。これ以上はムリ

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ファンネルは一応作ってみましたがK&Nのエアクリーナーに作り換えるかもしれません。
ブロックは青か赤にしてヘッドはアルミ地のシルバー、カバーは定番(?)の金ですかね。
塗装が楽しみになってきました。

次はいよいよボディ関連を進めていきます。



【お悔やみ】
John Harold Haynes氏が2月8日に亡くなりました。
ご存知Heynes Owner's manual の創業者です。
https://haynes.com/en-gb/john-harold-haynes-obe-obituary

1966年の「Austin Healey Sprite」から始まったラインナップは車・バイクの車種毎に留まらず汎用的な技術解説集から「銀河最速のガラクタ」まで多岐に渡って発行されており、実際の整備士からエンスー、模型などの趣味に興じる者(自分はココ)の好奇心を満たしてくれるものばかりです。 400台を展示するという「Haynes International Motor Museum」も機会があれば訪れてみたいと思います。
R.I.P.
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CATERHAM Seven -11 [Modeling]

改装工事の進むJR板橋駅

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日々の営みの中で割と利用する機会の多い駅ですが、東口/西口改札が統合されるとのことで本日をもってこの光景が見納めになります。 東口/西口間に存在する立地的標高差がどのように処理されたのか今一度確認しておこうと思います。
昨年夏よりホームの一番端にあった唯一の階段は廃され、少しだけ池袋よりに新設された階段とエスカレーター/エレベーターが運用されるようになりましたが、朝夕のホームを見るとまだまだ埼玉寄りの半分程度に人が集中しているようです。 いっそのこと、ホームの池袋寄り最端にも改札を設けてくれると諸事が改善するようにも思います。 




さてラジエーターの製作です。
キットでは見事にオミットされています。

構想は帯板とチャンネル材を組み合わせて枠を作り、汎用ラジエターエッチングを組み合わせます。
本体形状は四角で単純ですが、ケータハム製になってからの特徴として電動ファンが装備されたそうなので、少々面倒ではありますがここも再現してみようと思います。


まずは枠です。
両サイドになる太めの枠部分に配管用のパイプを埋めます。

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1㎜真鍮角線に1㎜(内径0.6㎜)のパイプを組み合わせたいのですが、1㎜で穴をあけるとことはできないのでパイプの先端をドリルレースで0.8㎜に削って挿し込めるようにしました。


ラジエーター本体組立が今回の課題その1。

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0.5㎜の真鍮板を上下部分は1x0.3の帯金、左右は先のパーツで挟み込むようにして、片面0.2強の段差ができるように組みます。
真鍮板には0.25㎜厚分テープを貼って浮いた状態をキープできるようにし、枠部材を四方からMDFでクランプして一気にハンダを流しました。
MDF材はL字に切欠きを入れたもの2枚で『 ■ 』な感じでXY方向を同時に押さえられるようにして作業しました。


中央に出来た段差にエッチングを落とし込みます。

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使用するエッチングはFinisher'sのラジエターエッチングです。 残念ながら今はもう店頭在庫のみのようですが、なかなか雰囲気良いので再販して欲しいアイテムです。



課題その2は電動ファンです。
試行錯誤が続きましたが、結局のところ帯板に穴をあけて3枚重ねとしました。

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3枚重ねると厚み方向の辻褄が合わなくなりますが、実際には羽根を捩じるときの加減で帳尻合わせしています。


ラジエター部品が揃ったので組み合わせてみます。

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ヨイヨイ♪(自己満足)
でも、完成するとノーズコーンの中に入るので多分見えません(笑
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CATERHAM Seven -10 [Modeling]

陛下在位30年記念硬貨(500円)
偶然にもStudio Rossoさんのところでも話題にされていましたね。

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昭和、平成そして新元号へ。
三和暦を(たぶん)生きたことの標として交換して頂きました。
バイカラーと呼ばれる色味の違いは新旧の成分違いで再現しているのかな?

すごいのはココ

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側面に刻まれたローレット。 機械加工と違い硬貨に斜めに入れるだけでもなかなかの技術だったらしいですが、なんとピッチが変わっているのです。
デザインも格調高く記念硬貨にふさわしいですね。





寒い日が続きますのでマフラーを作ります(違
まずはエキマニ部ですが、ガイド部品としてマニホールドプレートを作りました。

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これで排気管のピッチをエンジンに合わせるのが容易になります。



エキマニ自体は洋白線を焼鈍してU字型に曲げたもの2本を束ねて、その間に一回り太い洋白線をハンダで一体することで集合部を表現しました。

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ハンダは多めに盛っておいて修正しながら集合部形状を削り出して形状を整えます。
エンジン側はシャーシとマニホールドプレートに合わせながらタコ足部を曲げます。 軽く焼鈍してあるので同径の真鍮線と同等かそれより少し柔らかいかな、という程良い硬さです。



マフラー(太鼓部)とエンド部は色味が少し違ってしまいますがアルミで作ります。 これは、P34のエキゾーストと同様に真鍮やニッケルパイプを曲げることが困難だった教訓から。

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バフ掛けして仕上げます。
洋白と色味が合わないのはバイカラー焼けなどを追加して誤魔化せば良いかな。



遮熱板をどうするか(付けるかオミットするか)悩みましたが、Finemoldさんから出ている汎用エッチングを検討してみます。

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ステンレス製でかなり固いのでこれも焼鈍して加工します。
カットして適当な芯材に巻き付けてタイコ部分より一回り大きくなるように整えますが・・・やっぱり少々ウルサイ感じが否めないです。 最終的にどうするか全体の雰囲気で確認します。


記念にマフラー部組立写真。

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集合部が傷ついちゃっているので修正しましょう。
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CATERHAM Seven -9 [Modeling]

皆さんのところではスーパームーン見られましたか?
今年最大級とのことでしたが、全国的にあいにくの天気だったようでうちの辺りでは残念ながら空を見上げることはできませんでした。。





さて、セブンのエンジンですがいくつか補器類を作ります。
作るのに夢中で途中経過の画像ないですが。。


デスビは4気筒なので12気筒などに比べれば多少は気が楽です。

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ケーブルの接続口を円柱外周に4分割するため、最初にパイプに糸ノコで切り込みを入れ、その切込みに沿わすように線材をハンダ付けしてドリルレースで余分なハンダを落とすように整形しました。
本来は線材ではなくパイプにしてイグニッションケーブルを差し込むようにした方が組立は楽ですが、パイプの手頃なサイズが無かったのと外径が大きくなるので、芯を少し抜いたリード線を差し込む予定で対処します。



冷却水のサージタンク(マニホールド?)と一体になったサーモスタッドが排気側にあり、ラジエーターキャップが目立つのでコチラも再現しておきます。

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本体部は資料を見ながら適当な角線やパイプを組み合わせてそれっぽい形状をでっちあげました。



ウォーター(もしかしたらオイル)ポンプ本体と思われるものは・・・よくわからない形状。

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ラジエターからのホースの行き先のためにパイプを組み合わせてそれっぽく作っておきます。
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CATERHAM Seven -8 [Modeling]

平成最後のバレンタインですねぇ。
世の中は恵方巻にウエイトを置いているのかすっかり盛り上がりに欠けるようですが、改札口前に露店が出始めると「そんな時期かぁ」程度になってしまい寂しいものです。 まだ00年代頃まではあの手この手の凝ったバラエティ豊かなモノを見かけたりしたのも今は昔。
職場でもガサッと箱に入った状態で「皆さんでどうぞ~」という感じですしね。 もう、義理を通り越して義務チョコみたいになっちゃってます。
あ、ちなみに来月のお返しも箱でガサッです(笑




エンジンのディテールを追加していきます。
今回は複製したDFVはF1エンジンのものでカムシャフトはギアドライブになっています。 まずはBDRの外観上最大の特徴でもあるコックドベルト(プーリー)を再現してみました。

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Studio Rossoさんのラジエターグリル汎用エッチングを細く切り出したものをリング状にします。
プーリー基部は0.3㎜の真鍮板を数枚重ねてハンダ付けしてまとめてドリルレースで外径をΦ2程度に削りました。
先のリングと組み合わせてハンダ付けで組んでいます。



もう一種類のプーリーは真鍮板の間に0.4㎜の真鍮線を丸めたものを挟んでハンダ固定したのち、同じくドリルレースで外径を整形します。

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テンショナーはアルミパイプの組合せでそれっぽいものを作ってみました。

レストア資料を見ても補器類は少なく、シンプルなエンジンなので見栄えする程度に追加しようと思います。
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CATERHAM Seven -7 [Modeling]

3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
少し出歩く予定でしたが、都内でも積雪の予報に同行者がヤル気ダウンしてしまいまして、なんとなく近場でお茶を濁すような感じでダラダラとしてしまいました。 結果的に予報は外れまして、気温は低いものの積雪は無く。
まぁ、もう少し暖かくなったらリベンジしましょう。





セブンはシャーシ周りにめどがついたのでエンジンの製作を開始します。



キットに入っているエンジンはいわゆるKENTの愛称で親しまれるFORD 225Eを再現しております。 4気筒OHV1600㏄。 発売から30年以上スタンダードエンジンとしてラインナップされた心臓ですね。

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でも今回はコスワースBDRをでっちあげなければならないのー。


紐解くとレース用のBDAをデチューン(ストリート用にキット化)したものがBDRとのこと。 ではそのBDAはというとF2用のFVA(シリーズ)DFV (!)を血統に持つというか同じヘッドをベルトドライブ化してKENTブロックに乗せたものです。

となれば、腰下をキットパーツ(KENTブロック)+ヘッドをDFVの片バンクから流用して合体すれば良い訳ですね(笑
まー実車ではそこまで単純な話ではありませんが、模型ならそれでオッケーです。

キットのパーツを切り刻むのは失敗したらあとが無いので、DFVのヘッドとカムカバーと共に腰下も一緒に複製しました。

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カムカバーの一つは気泡が入ってしまいましたが1個あればよいので問題なしです。


キットのエンジンは全長が少し短めに出来ているようなので、ヘッドのパーツに合うように延長しておきます。

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ヘッド部を掘下げて位置決めの軸打ちもしておきました。
これに合わせて補器類のディテールアップをしていきます。
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CATERHAM Seven -6 [Modeling]

リアに目途が付いたので続いてフロントの足回りに移ります。

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キットでは全てメタルパーツで用意されていますが、セブンの足回りはかなり露出しているのでもう少しシャッキリさせたいところ。
取付もあいまいな感じなので作り直します。


ロアのAアームは真鍮線と真鍮パイプの構成でキットパーツの寸法を拠り所にしました。

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で、これは失敗作。
仕事の緩急に翻弄されながら思うように進まないここ数日は何かと失敗を誘発しがちです。
寸法が定まらず修正を繰り返すうちにヨレヨレに。 しかも、キットのメタルパーツを基準にしたので線径も少し太い印象です。

0.1㎜細い線に変更して作り直しました。

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アッパーのIアームとそこに接続されるスタビライザー基部も合わせて製作します。
実車のIアームは十字(T字?)型の断面ですが流石にそこまでは再現できそうにないので真鍮線にしてしまいました。 コチラも丸線のために少し太い印象になってしまいますが、0.1㎜細い線にすると色々不釣り合いが生じてしまうのでこのままいきます。
アップライト側はシンメトリーになるよう注意して位置関係を決めて、フレーム側は長めに線を残しておき差し込みの軸とします。


アップライトのパーツを探しているとなんとエッチングでした。

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実車では鋳物でできたひょろっとした部品なので随分とイメージが違います。

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なのでこちらもパイプと真鍮線の組合せで作りました。
切り出し(カッター、ニッパー、糸ノコ)、穴あけ(ピンバイス)、調整(ヤスリ)、接合(ハンダ)の4つの作業をひたすら繰り返し。。。


仮組してみました。

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ジオメトリーもかろうじて許容範囲内に収まったようで一安心。
トレッドに調整の余地を残してスタビライザーとステアリングラックは後回しにします。

カタチになってくると一人で盛り上がってしまいますね。
シャーシ周りをカタチにするのは1月中にと秘かに決めていましたが、失敗もあり1週間ほど予定が後ろ倒しになってしまいました。

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