郡山に移動

出向先の会社も待機解除となり、明日から始業するようなので郡山に移動した。
未だ原発危機・ガソリン・物資供給の問題が山済みなので、自分の身の安全を確保しつつ出来る限りの準備をして行動しなければならない。また、地元郡山から避難しようにもできないメンバーの為に繋ぎ程度の生活物資も調達した。東京でも調達が難しく、便乗買い占めの輩ごとく白い目で見られたが。（苦笑　自分の食材などは家にあった缶詰や保存食で当面は凌ぐように準備した。

部屋は地震の当日に一度確認したが、既に日没後でライフラインが断たれていた為にそのままだったから、まずは掃除から。洗濯機や冷蔵庫が移動し、床に落ちて割れたボトルが散乱して酒のシミが出来ていたが落ちない。机の上に散乱していた工具は床に散乱していた。場所が変わっただけ？被害は無いと言えるだろう。

震災から11日が経過した。
北部地域では未だ救出・救援を求める声は続いている。そして一部の人たちが懸命にそれに応えようとしている。
原発では正に決死の覚悟で被害拡大を防ごうと活躍している人たちがいる。
白河の辺りからはライフライン情報がTV/ラジオでひっきりなしに流れていた。
しかし、助けになりたくても何もできない自分がいる。これが現実だ。
それでも何かができるはず。1日1日を大切に、よく考えて生きていきたいと考えさせられる道中だった。