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CATERHAM Seven -5 [Modeling]

デフができたので続いてそれに組み合わせるド・ディオンチューブも再現してみます。
チューブ本体はΦ1.6の真鍮パイプで、両端のプレートはラジアスロッドの接続も共有する形に切り出します。

0.5㎜の真鍮板を2枚重ねてハンダで仮固定し加工します。
糸ノコで大まかに切り出した後ヤスリで仕上げてから両端にハンダで接合しました。

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車軸も一体になっておりますが実車ではド・ディオンチューブのみエンドプレートと剛結(溶接)されていて、そこにブレーキ機構が保持され、車軸自体はベアリングを介して貫通しています。
模型的にはプレート外側にブレーキディスクを接着し、後々軸長を調整してホイールを差し込めばOKでしょう。



続いてプレートの内側にはサスペンションの受け、中央にはAアームと接続するステーを追加します。

seven_017.JPG

中央のステーとAアームの接続には実車ではブッシュを使っているようですが、応力が集中する部分で破損交換している記事をよく見かけますね。 模型でもあまりいじると壊れそうです(汗
サスの受けは平板とU字に曲げた真鍮線の組合せで上側のみハンダ付けすることで左右と回転方向に自由度を持たせて調整幅を持たせています。



サスペンション自体は良くできているTAMEOのアフター品を使います。

seven_018.JPG

数種類出ているうちPG15というタイプにしました。
コイルが随分と長いのが特徴ですが、長さが少し足りなかったので取付側にスペーサーを挟んで調整する必要がありました。


リアの足回りのパーツが一通りできたので、本当に収まるのか?確認のために仮組してみました。

seven_019.JPG

もう少し細部の調整が必要ですが、リアの足回りなんとかなりそうです。




仮組状態を見ていて、以前「43を作る人は金属素材多用しますね」と会話したことを思い出しました。 当時はまだ43作り始めて間もない頃でしたが、多少慣れは必要なものの使用に抵抗はなかったです。
理由は…多分キット素材との相性みたいなものでしょうかね。
プラモは当然プラ材なので「接着」と考えるとプラの方が利点が多いです。(最近は瞬間接着剤なども使いますが…) 一方43等ガレキはレジンやメタル素材が多いので、金属の方が質感合わせや接合に好都合な場合が多いというところでしょうか。 加工に関しても真鍮やアルミは適度な硬さで工具もプラに使うものと共有できますし。
あとは金属パーツは小さくてもエッジが立っていてシャープな印象に仕上がるというのは43のように小さいとディテール表現に有利かもしれません。
まぁ、一長一短で好みと慣れのような気もしますがー
タグ:CATERHAM Seven
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