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段取り八分 [Modeling]

月が替わって22年も1/4が終わってしまいました。
最近本当に時間の経過が早く感じます。



模型の方は少し話が前後しますが、今回は治具の話をします。

加工の精度を上げる為に一役買ってくれたダイアルゲージです。

Chenard Walcker_006.jpg

今までは目感とバイトのスレなどで割と適当に芯出しを行っていましたが、ホビー用旋盤では加工を進めると狂いが大きくなってきて困りました。 加工に違和感を感じたら途中で芯ブレを確認することで補正が可能でした。


端面加工用のホルダー

Chenard Walcker_007.jpg

今回はABSの棒材から作りました。
どうというものではないですが、これがないと無いと進みません。


最も手こずったのは自作割り出し。

Chenard Walcker_008.jpg

フライスも割り出しテーブルも持っていないので、円周上にどうやって均等に穴をあけるか?が課題でした。 使えるようになるまで2週間ほどは費やしましたかね。 ブロックなどはジャンクからの拾い物を転用改造して使用しています。


そうそう、今回のホイールはリム中央にスポークが集まるのでなく2列に並ぶタイプなのです。
リムを3分割する手もあるのですが、総合的に考えるとリムに穴を開けて通す方が楽そうに思えたのでこんな回り道をしております。


こうやって使います。

Chenard Walcker_009.jpg

リムは中央のホルダーに挟んで両側からテンションをかけて固定し、右側のギアにボールプランジャを当てて位置決めする構造です。
ギアの歯数を変えると穴数を変えることができます。
・・次があるかはわかりませんが。


段取り八分って言いますけどまだこの工程は確かにそれくらいだったかも。
全体としては三、四分くらいです。
タグ:Chenard Walcker
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