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震災の日 [雑記・日記]

2011年3月11日14時46分

6年が過ぎました。

年月を重ねるごとに、「あの日」「あれから」という言葉はなるべく使わない方が良いと考えています。 メディアではよく使われる言葉ですが、当事者にとってそれは昨日のことのように忘れられないことだから。
郡山で震災に遭い、友人を亡くした私自身でもそう感じるのだから、未だに故郷や元の自宅にすら帰られない人々にとっては震災の日からそして明日以降も続く日々だと思うのです。 復興は完了することなく6年という年月は長いとか短いではない、「時間」という定規を当てはめてはいけないんじゃないかと思います。



昨日は偶然そして突然郡山への出張がありました。
先方も準備が十分でなく、「でも今週中に打合せをしたい。 あと一日あればもう少し準備できたんですが…。」と、土曜日でなければ福島を訪れるのは11日だったのかも?

昨日も震災日と同じように雪のちらつく空模様の中、無人駅のホームに立って「こんなに寒い中、突然全てを失った人々がいた」と思うと、見えない力で「忘れてはならんよ」と言われているようでした。


震災で命を落とされた方に黙祷を捧げます

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コメント 2

トマソン

郡山で被災されたんですね。
友人も亡くなられたそうで6年経っても心の傷は癒えませんね。
自分も実家と親戚を亡くしました。6年経ってもあの時のことは忘れないんですが、記憶が薄らいで来てます。
被災地石巻市に居てもそう感じます。
自分達に出来るのは少なくなって来てますが震災の記憶を忘れずに伝えて行く事かなと思ってます。
by トマソン (2017-03-12 20:45) 

Ohtoro

トマソンさん

記憶という意味では、残念ながら日々の生活の中で希薄になってしまいますね。 ただ、先日のような状況では「事実」が走馬灯のようにどっと思い起こされ、その瞬間ホームに崩折れそうになりました。

復興とは「元に戻すのでなく作り直していく」というコメントがありました。 現実を見据えて一歩ずつでも確実に前進できれば良いと願います。
by Ohtoro (2017-03-13 13:09) 

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