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ボディ修正 [Modeling]

気楽に、気楽に…ボディの修正

フジミのキットはMP4-12C GT3"仕様"のベース車両なのか、それとも2011年スパ24h No.60(ボンネット前端の補助灯用の切り欠きガイドのスジ彫りがあります)なのか、はたまた別の車両を取材したのか? 色々と微妙な感じですね。 ま、作るのは2012 GT1クラスの車両にしたいのでいくつか変更を入れていこうと思います。


まずはボンネットのエアダクト

air_outlet.jpg
実車写真を見るとルーバー上端はボンネットとツライチになっています。 キットでは裏から別パーツを取り付けるようになっておりますが、当然ボンネットのパーツ厚み分落ち込むことになるので

MP4_12C_121104_1.JPG
こうしました。
ボンネット裏にはパーツ分の掘り込みがありましたので、そのラインに沿って切り取り、ルーバー部品をツライチになるように取り付けます。 接着強度を出す為に裏面のルーバー部品3辺に0.5mmプラ板を棒状に切り出して適当に貼りつけておきました。


MP4_12C_121104_2.JPG
フロントカナードもキットでは3枚構成で再現されていますが、作りたいGT1車両はリア側の1枚は付けて無いようなので受け側の掘り込みを埋めてしまいます。


その他、前回見つけたヒケを埋めて、フロントフェンダー上面とエンジンカバー(?)両サイドのルーバーもウスウス攻撃しておきます。 プラ自体は柔らかいですが小さい鑿があると作業性が良いですね。 細切りにしたペーパーで水を付けずに成形しておきます。(スリットに入らなくなる為プラ板などで裏打ちが出来ないのと、水を付けると腰が無くなってしまうので)


MP4_12C_121104_3.jpg
酷かったのはフロントバンパーとフェンダーの合わせ目。 離型時に完全にスライド金型がカジッているようで、今時お隣の某大国ローカル金型メーカーでさえもお目にかからないような珍しい現象じゃないかな。 これ、定価で4200円もするキットですが、目立つ部分故に、例えば子供が「初めて作ってみよう!」なんて手にしてたら可哀想ですよね。
こちらは趣味で好きにやってるし、武器(パテや刃物)もそれなりに揃っているから苦ではないですが。 どうせ筋掘りのラインも間違っているのでいったん埋めて筋ごと掘りなおしました。 キットでは真下に落ちるラインですがタイヤのセンターに向かうように斜めになるのが正解。
その他、パーティングラインを600番程度のペーパーで消しておきます。


MP4_12C_121104_4.jpg
リア周りでは、エアジャッキのプラグ?の穴位置が違うのと通常のテールランプの他にF1などでも見られるようなタイプが中央にありますが、ボディ一体で成形されてしまっていますので切り飛ばして実車写真を参考に再生していきます。

MP4_12C_121104_5.JPG

今週中にサフ吹きまで行きたかったのですが、残念ながらここまででタイムアップ。 あとは細かいデティールの調整と前後のメッシュ部の処理を予定しています。

出張で1カ月近くモデリングは休止となります。
タグ:MP4-12C
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