Ferrari 250GT SWB ’Breadvan’ -2 [Modeling]
ご報告
イラストレーターとしてご活躍している溝呂木さんより、模型誌「Sports Cars Modeling Vol.36」が発行されました。 今回は超精密モデリング特集の4号となり、表紙を飾るのはkamasaさんの超絶P4、MFHの917LHを徹底的に作り込んだStandardworksさんの作品も見開きで紹介されるなど見どころ満載となっておりますね。
あ、見覚えのある黄色い個体。
なぜ超精密とは言い難いこれが?(笑
溝呂木さんのご厚意で載せて頂きましたヽ(^o^)丿
スミマセン・・・少なからず浮かれております。
模型再起動して6年。 まさか自分の模型が紙面で紹介される日が来るとは思っていませんでしたので。
ということで、ご購入は↓から
スポーツカーズモデリング36号
バックナンバーも扱っていらっしゃいます。
また、実店舗では 代官山蔦屋書店、神保町書泉グランデ5階、秋葉原書泉ブックタワー、西新宿オールドキットガレージ、愛知高原書店 でもご購入できるそうです。
さて、本題。
ここ数日の作業です。
サイドのエアアウトレット。
キットでは当然掘り込みですが、エッジのシャープさに欠けるのと薄くすれば強度が確保できないので金属で置き換えます。
以前「43の人は金属を多用しますね。」とコメント頂いたことをふと思い出します。
確かにもう少しサイズの大きなプラキットであればウスウス攻撃でも極端に強度が落ちることもないと思いますが、43では加工も含めてかなり厳しいので、金属にしてしまった方が結果的に近道と思います。
アルミ、銅や真鍮、洋白薄板くらいまでなら加工もそれほど難しくないです。
真鍮板の切り出し
0.3mmの真鍮板を数枚切り出して重ねて端面を半田付けし、、
型紙(裏側に貼ってあります)に合わせてドリルで穴をあけたら糸鋸で繋いで、、
キットの形状を信じてヤスリで整えます。
ハンダを溶かしてバラしたら、端面を整えて、、
ボディ側を一段彫り込んだところに瞬着で固定します。
この後資料見たら上下端部はもう少し角ばっていますね。。
4つのスロットを全て揃えるのは難しいのでこのままいっちゃうかな~
資料と見比べていたら( ↑ この時気が付きました(笑)、リアのホイルハウスのアーチが随分小さく感じたので一回り大きくしたい。 と余計なことを始めます。
まずは片側から、形状を整えながらカタチを決めます。 完成したエッジラインをマスキングテープで写し取ってプラ板に張り付けて型紙を作って反対側へ。
アーチの頂点が同じになるように作業板の上で寸法を採って、それに合わせて型紙を貼り付けて削ります。
前後の位置関係を合わせるのにドアのスジ掘りとリアのエアアウトレットもガイドにします。
当然フェンダーのリップが無くなってしまうので、ここも真鍮板で再生しました。
大きめに切り出してアーチに合わせて曲げて貼付ます。
ボディとの合わせ目にはパテを盛って逆Rで繋がるように成形しました。
続いてフロント周りも開口しまくります。
特徴的なノーズのインレットも開口後に洋白帯金で蓋をし、、
これまた真鍮の帯金を長円型に曲げて端面を半田固定したものを作ったりして、、
それらを開口部にズブッっと差し込んでみます。
どこか魚の顔みたい。。
今回はここまで。
面白くなってきたのでつづくー
イラストレーターとしてご活躍している溝呂木さんより、模型誌「Sports Cars Modeling Vol.36」が発行されました。 今回は超精密モデリング特集の4号となり、表紙を飾るのはkamasaさんの超絶P4、MFHの917LHを徹底的に作り込んだStandardworksさんの作品も見開きで紹介されるなど見どころ満載となっておりますね。
あ、見覚えのある黄色い個体。
なぜ超精密とは言い難いこれが?(笑
溝呂木さんのご厚意で載せて頂きましたヽ(^o^)丿
スミマセン・・・少なからず浮かれております。
模型再起動して6年。 まさか自分の模型が紙面で紹介される日が来るとは思っていませんでしたので。
ということで、ご購入は↓から
スポーツカーズモデリング36号
バックナンバーも扱っていらっしゃいます。
また、実店舗では 代官山蔦屋書店、神保町書泉グランデ5階、秋葉原書泉ブックタワー、西新宿オールドキットガレージ、愛知高原書店 でもご購入できるそうです。
さて、本題。
ここ数日の作業です。
サイドのエアアウトレット。
キットでは当然掘り込みですが、エッジのシャープさに欠けるのと薄くすれば強度が確保できないので金属で置き換えます。
以前「43の人は金属を多用しますね。」とコメント頂いたことをふと思い出します。
確かにもう少しサイズの大きなプラキットであればウスウス攻撃でも極端に強度が落ちることもないと思いますが、43では加工も含めてかなり厳しいので、金属にしてしまった方が結果的に近道と思います。
アルミ、銅や真鍮、洋白薄板くらいまでなら加工もそれほど難しくないです。
真鍮板の切り出し
0.3mmの真鍮板を数枚切り出して重ねて端面を半田付けし、、
型紙(裏側に貼ってあります)に合わせてドリルで穴をあけたら糸鋸で繋いで、、
キットの形状を信じてヤスリで整えます。
ハンダを溶かしてバラしたら、端面を整えて、、
ボディ側を一段彫り込んだところに瞬着で固定します。
この後資料見たら上下端部はもう少し角ばっていますね。。
4つのスロットを全て揃えるのは難しいのでこのままいっちゃうかな~
資料と見比べていたら( ↑ この時気が付きました(笑)、リアのホイルハウスのアーチが随分小さく感じたので一回り大きくしたい。 と余計なことを始めます。
まずは片側から、形状を整えながらカタチを決めます。 完成したエッジラインをマスキングテープで写し取ってプラ板に張り付けて型紙を作って反対側へ。
アーチの頂点が同じになるように作業板の上で寸法を採って、それに合わせて型紙を貼り付けて削ります。
前後の位置関係を合わせるのにドアのスジ掘りとリアのエアアウトレットもガイドにします。
当然フェンダーのリップが無くなってしまうので、ここも真鍮板で再生しました。
大きめに切り出してアーチに合わせて曲げて貼付ます。
ボディとの合わせ目にはパテを盛って逆Rで繋がるように成形しました。
続いてフロント周りも開口しまくります。
特徴的なノーズのインレットも開口後に洋白帯金で蓋をし、、
これまた真鍮の帯金を長円型に曲げて端面を半田固定したものを作ったりして、、
それらを開口部にズブッっと差し込んでみます。
どこか魚の顔みたい。。
今回はここまで。
面白くなってきたのでつづくー
2016-11-17 10:48
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コメント(7)
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掲載おめでとうございますー
ミゾロギさんもバイタリティありますよねー
しかしOhtoroさんもバイタリティあるっすねー
最近こういう工作する人が減ったような気がしてて、なんというか受け継がれているなぁと思った次第です。
※もちろん誰のマネとかいう意味じゃなく、どうしてもこういう工作したくなりますよねぇという意味で。
by demobird (2016-11-17 12:15)
demobird さん
ありがとうございます~
なんか、浮かれやがってな感じですが許して下さいませ。
溝呂木さんこの他にも数種刊行しているようでスゴイです。
工作は43始めた時から皆さんの過去記事など参照しているので、擦り込とか真似事に他なりません。。
逆に皆さんは一周回って手法とかスタイルを確立しちゃった感じだと思いますー
by Ohtoro (2016-11-17 12:57)
作品掲載おめでとうございます!
自分の作ったものが誌面を飾るってやっぱり嬉しいですよね!
ブレッドバン、すごいことになって来ましたね!
樹脂ではできない金属ならではの薄さやシャープさの表現ってありますよね。
私も250GTOはじめました。
巨匠達の真似から学ぶことにします。
by uhrbys (2016-11-17 19:08)
「43の王道歩み始めましたねぇ」と言うより底なし泥沼にはまったと言うのが正確かなぁ?(笑)
by こいで (2016-11-18 07:08)
uhrbysさん
形態は問わずメディアに載る・残るというのは一介の小市民として純粋に嬉しいですー
レジンではシャープさに欠けたり強度的に不安なところは手を入れたいですね。
GTOはエンジン入りパカパカ期待してます(笑
こいでさん
まずは先輩方の手法を真似て自分に合った工作模索ですね。 優れた技法やテクニックを模倣するだけでなく盗めるようになれるかな~ です!
by Ohtoro (2016-11-18 07:41)
だいぶ無茶するようになってきましたなぁ。というか無茶するのに躊躇しなくなってる www
Ohtoro さんは基本的に工作が丁寧だから無茶やっても破綻しないですよねぇ。
by ワタナベ (2016-11-18 12:15)
ワタナベさん
昔は皆さん普通にやっていたような印象で無茶と思っていなかったり(笑
すっかり麻痺してますね~
丁寧というか手が遅いだけですー
by Ohtoro (2016-11-20 18:17)