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Chenard Walcker -6 [Modeling]

いよいよ明日から静岡HSですね~
展示される方はすでに現地入りしていたりと、3年ぶりとあって気合十分なようです。 我がルマンの会も新規入会された方が数名おり、お陰様で活況を呈しております。
今年は諸々あって現地入りできませんが、皆さんのリポートで楽しませて頂こうかと。


さて、SHSにはポロリでしたが粛々と進めるです。
前回フレームができたので足回りを固めていきます。

まずは後輪側のリーフスプリング。

Chenard Walcker_021.jpg

見た目の単純と製作の簡単は相反する要素が潜んでいるようです。 左右の対になる板の長さを揃え、曲げ具合を揃え、車高を揃え。。。
ズレるとカッコ悪いのであらかじめセンターに穴を開けて位置決めしつつ、軽くハンダメッキした状態で圧接しておいて大ぶりのコテで一気に熱をかけてハンダ固定します。 ステルスハンダとでも呼びましょうか。

左右出来たらフレームに固定します。

Chenard Walcker_022.jpg

熱の伝わり方を考慮して、大きい部品→小さい部品の順番に固定していきます。 やばそうなところはヒートシンク・クリップで保護して不用意にバラバラにならないよう作業しました。
この辺りはケータの復習です。


それでも困難なのがフロントのサスメンバー

Chenard Walcker_023.jpg

途中の画像をうっかり消してしまったのですが、真鍮の帯板、パイプ、角材を曲げて組み合わせてひねり出しました。


なんという形式かわかりませんが、独特な構成のフロントサスです。

Fernand_Bachmann_Chenard_&_Walcker_No11.jpg

リーフスプリングかとばかり思っていたのですが、割と鮮明な画像で確認したところ、フロントエンドのピボットから後方に向けてアームが伸びてリジットのメンバーが固定されており、トーションばねでアームの動きを制御しているようです。

Chenard Walcker_024.jpg

ということで角材をテーパ状に削り込んでアームを再現してみました。

メンバーを組み込んでジオメトリーを確認します。
ここまでは大きな狂いもなく順調といったところ。
タグ:Chenard Walcker
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