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Alfa Romeo Giulia TZ2 -6 [Modeling]

明日からは12月。
残り一ヵ月と思うと早いですな。


フレームとボディの取り合い関係の確認ができたので改修をします。


まずリア側ですが、

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フレームとパネル端面をギリギリまで切り詰めて、リアエンドと2㎜ほど隙間を確保しました。


次に1.5㎜幅に切り出したマスキングテープをガイドにしてボディにケガキを入れて

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切りました(笑

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フレームを切り詰めた分を利用して、長く感じていたリアオーバーハングを詰める暴挙に出ます。 我ながら狂気の沙汰ですなぁ

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ほーらハンダ付けすれば元通り?
フレームを基準にクリアランスを確保しながらハンダ付けしました。
フェンダー部分はかなり肉厚があるので、しっかり熱を入れて出来るだけ内部までメタルが溶融するように気を付けます。
ルーフにも「巣」があったのでついでに盛っておきました。
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Alfa Romeo Giulia TZ2 -5 [Modeling]

組み上がったフレームにエンジンも仮載せして干渉チェックをします。

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ボディも被せてモチベーションキープ。

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まだ閉まります(笑

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W/Bは大丈夫そうですが、既にこの時点でカムカバーとボンネットバルジ部のクリアランスが微妙なので少し削っておきました。



リアはこんな感じです。

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ボディ内側とフレームに少し余裕があるように見え、他の部分のタイトさに比べると攻めが足りないように感じます(笑


フロントはこんな感じです。

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ピントが合っていなくてスミマセン。
フロントはマークした部分がピボットでここを中心にフロントカウル(+回転軸別パーツ)が開閉するギミックなのですがフレーム側支点が下側にズレているようです。
このまま組んでしまうと最終的にカウルが前下方向に引っ張られるためバルクヘッド側が浮いたりエンジン補器類にあたってしまいますね。
これが後々「締ま 閉まらない」原因かと思われます。
タグ:Alfa Romeo TZ2
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Alfa Romeo Giulia TZ2 -4 [Modeling]

ガソリンタンクと並行してフレームをここまで組立てました。

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手順は基本説明書通りですが、メインのフレーム部のみ組み立てて、塗装が必要なパーツや細かいパーツ類は仮組確認だけしております。
接着にはエポキシを使用して硬化時間をしっかり取ったので時間がかかってしまいました。 当初は瞬着だったのですが、後から付けるパーツのために調整するとパキパキと崩壊して進まないのです。


内装部品との干渉が出るようなので内装パーツを基準にフレーム幅を決定した方が良いかもしれません。

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実はそれに気が付いたのが接着硬化後だったので、内装パーツの干渉部を半分ほどまで削る必要があり、大振りの平ヤスリで面を一気に削り落とすように調整しました。


また、先に組み立てたガソリンタンクもこの部分がタイトなので、タンク側を削って収まるように調整しています。

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それにしても、ヒロの43キットは噂に違わずパーツの合わせがタイトですねぇ。。
本キットのパーツ分割には努力や苦労の片鱗も伺えるのですが、設計的なクリアランス(≠スキマ)というか公差を吸収できるように設計出来ていないので、鋳造の収縮や型/パーツのゆがみがあると合いません。 メタルなのでエポキシ固化後にプライヤーやピンセットでムリ調整しちゃっています。
時に手が3本以上必要だったりしますが、この辺り、根気と本気の発揮しどころかもしれません。
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Alfa Romeo Giulia TZ2 -3 [Modeling]

模型人口は減っていると言われていますが、模型を通して日々思いがけない繫がりが広がるのはうれしいですね。
現在製作中のTZ2にも興味を持たれている方がいらっしゃったので、ワタシごときが口幅ったいのですがポストを細かく分けて組立時の要点に留意した記事を心がけてみます。
(といっても前記事に続き大改修を構想しているので参考にならない気もしますが…適宜読み飛ばしていただければ(笑)



既にグリーンハウスの改修をしましたが、ボディを眺めているとやはり全長が長いのが気になるので、全体フォルムの改修を検討します。
その為には慎重にボディとの取り合いの確認が必要になりますので、フレームを先に組み立てることにします。

まずはガソリンタンク。

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2部品の前後のダボの位置合わせがポイントになると思います。
実はリアエンド構造の位置関係を決めるのに一役買っていて、フレームのダボで吊るされるように取り付くのでこの段階でしっかり組んだ方が楽です。

削りすぎたスキマにはパテを詰めて整形しました。
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Alfa Romeo Giulia TZ2 -2 [Modeling]

週末片づけをしていて腰を痛めてしまいました。
重いというほどのものではない廃材束を移動させた時だと思うのですが、少し変にひねるような力を入れたのだと思います。 その後、夕方から痛み出して…翌日曜日はベッドから起き上がれないほどに。
もう若くはないのだと痛感させられました。。



TZ2は「ホンモノ」を間近で見たことがないのですが、A110やストラトスと同様に脳内イメージのサイズ感と実車のギャップが大きい、驚くほど小さな車のようです。

前回も記載した車体寸法。後ろの数字は43換算値です。
Wheelbase : 2200 ㎜/51.2㎜
Length : 3680 ㎜/85.6㎜
Width : 1540 ㎜/35.8㎜
Height : 1050 ㎜/24.4㎜

車高1050㎜って立ち上がった時の腰~腹の辺りですよね?
で、キットを眺めていると違和感があるので寸法を測ってみます。

キット実測値
Wheelbase:約51㎜(ホイールアーチセンター間)
Length:92.4㎜(!?)
Width:35.4㎜(リアフェンダー)
Heigh:19.4㎜(※ボディ単体)

上記数値はロットによる差異や測定誤差もあるので信用は禁物ですが、どうやら低くて長いのが違和感の原因ではないかと思います。
それにしても全長が7㎜ほど長いというのは…取材車がそうだったんですかね?

グリーンハウスのボリュームも印象を変えてしまっている一因のようで、Aピラーはもう少し立っている、ということで(かなり強引)

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切りました(笑
グイっと曲げてAピラー角度を変えます。

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シンメトリーに注意しながらハンダ付け。

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初ヒロにつき余剰メタルは殆ど無いので環境対応(鉛フリー)のハンダを使用しました。
溶融温度が高めですが鉛入りに比べると固く、ヒロのメタルと同等硬度になります。ちなみにメタル同士なのでフラックスは使いませんが、ハンダに含有している分の「ヤニ=フラックス」が表面に滲んでいます。

ルーフを整形したら次はトースカンで当りを付けて水平にカットし、潰れた感じのルーフを持ち上げます。

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流石に全長7㎜は詰められないので、実車寸法に近づけつつどこまで自分のイメージに近づけられるか、はたまた納得いくかわかりませんがメタルキットゆえの荒療治で遊んでみます。
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Alfa Romeo Giulia TZ2 -1 [Modeling]

週末は「ホビーフォーラム2018」にルマンの会として作品展示参加させていただきました。

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陽気も良かったためかこの数年でも人出が多かったように感じます。ブースを訪れて頂いた方も多く、楽しく一日を過ごさせていただきました。
お話しさせていただいた方々、ありがとうございました!
(素晴らしい作品に溢れておりましたが、写真は諸般の事情で消失してしまいましたorz)



さて、6輪も完成したので次はタイトル通りMFHさんのキットを進めようかと思います。

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以前は大きいスケールとか違うカテゴリーとローテーションをしようと思っていましたが、あまり拘らなくて良いかなと。
今後は好きな時に好きなものを好きなように作る方向で。


とりあえず、分割されたボンネットを仮固定して全体の雰囲気を確認します。

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わずか12台ほどしか製造されなかった希少車なので、取材考証する実車も少なく開発が難しかったのではないでしょうか。
鋼管スペースフレームにFRPボディで車重わずか620-30kg、排気量1600㏄…というには少々軽快感に欠ける気がしなくもないです。気がするだけです。

DIMENSIONS
Wheelbase: 2200 mm, Length: 3680 mm, Width: 1540 mm, Height: 1050 mm
Museo Storico Alfaromeoより
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Tyrrell P34(1976) -28 [Modeling]

めっきりと涼しい朝も増えて秋めいてきましたね。
ワタシは不覚にも先日風邪をひいてしまいました。
体質的になのか熱はあまり上がらず微熱が続く程度なのですが、頭痛とおなかの調子がすこぶる悪く、食欲不振と胸のむかつき…まるで二日酔いのような状態で、職場でも「そうなのでは?」と冷やかされる始末。 二日酔いどころか普段はほとんどアルコール摂取していないんですけどね。



P34は小物を取り付けていきます。
パーツは概ね静岡の時点で揃えていたので、取り置きしたものを付けるだけですが。。

サイドの小窓は0.1㎜のアクリルシートを切り出し、今回から導入したセメダインの「ハイグレード模型用」を使ってみました。
が、勝手がわからず課題山積みです。

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スクリーン側にはみ出して汚くなってしまいましたので後日対応要検討。 タミヤの水性アクリル薄め液で希釈すると粘度と乾燥時間のコントロールがしやすい感じでした。

カウルファスナー類はTop Studioのエッチング等を使用します。

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ということで、なんとか完成しました。

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昔のF1はドライバーだけでなくデザイナーの発想や監督(創設者)のキャラクターなど見どころも多く、この6輪車もそんな背景から生まれた一台だと思います。
現代のデザイナーの個性を発揮できる余地が少ないレギュレーション、安全性最優先で試行錯誤のあげく迷走した(カッコ悪い)マシンより様々な魅力があり、作っていて楽しかったです。


今度の週末、11月11日(日)横浜大さん橋で行われるホビーフォーラムへ『43モデラーズクラブ・ルマンの会』で参加・出展します。
出展ブースはP-4ですのでお声がけいただければと思います。
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